数字で見るサイクルロードレース

主にWTの自転車レースを数字で読み解く。

挨拶・2017WT最強機材はこれだ

始めまして。鏡見というものです。

当ブログは主にWTの自転車レースを数字と共に読み解いていきます。

 

はっきり言うとこの堅苦しい文章は苦手なので、記事はいわゆる『~だ、~である』といった文章になります。

 

前置きはさっさと終わるとして。

 

まずは手始めに去年の話からしていきましょう。

それでは参ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、2017年に参戦していたWTチームと大まかな機材を見ていく。

順番はWTランキング順。

 

1.Team SKY

フレーム:Pinarello

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

2.Quick-Step Floors

フレーム:Specialized

コンポーネント:Shimano

ホイール:Roval

 

3.BMC Racing Team

フレーム:BMC

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

4:Team Sunweb

フレーム:Giant

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

5.Trek-Segafredo

フレーム:Trek

コンポーネント:Shimano

ホイール:Bontrager

 

6.Movistar Team

フレーム:Canyon

コンポーネント:Campagnolo

ホイール:Campagnolo

 

7.Orica-Scott

フレーム:Scott

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

8.BORA-Hansgrohe

フレーム:Specialized

コンポーネント:Shimano

ホイール:Roval

 

9.AG2R La Mondiale

フレーム:Factor

コンポーネント:Shimano

ホイール:Mavic

 

10.Cannondale Drapac Professional Cyling Team

フレーム:Cannondale

コンポーネント:Shimano

ホイール:Mavic

 

11.Team KATUSHA Alpecin

フレーム:Canyon

コンポーネント:SRAM

ホイール:ZIPP

 

12.UAE Team Emirates

フレーム:COLNAGO

コンポーネント:Campagnolo

ホイール:Campagnolo

 

13.Lotto Soudal

フレーム:Ridley

コンポーネント:Campagnolo

ホイール:Campagnolo

 

14.Bahrain-Merida

フレーム:Merida

コンポーネント:Shimano

ホイール:Fulcrum

 

15.Astana Pro Team

フレーム:ARGON 18

コンポーネント:Shimano

ホイール:CORIMA

 

16.Team Lotto NL-Junbo

フレーム:Bianchi

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

17.FDJ

フレーム:Rapierre

コンポーネント:Shimano

ホイール:Shimano

 

18.Team Dimension Data

フレーム:Cervelo

コンポーネント:Shimano

ホイール:ENVE

 

 

こうして見ると、やはりShimanoが非常に多い。

全18チームのWTチームの中で、Shimanoを採用していないチームは4チームだけだ。

 

ここで挙げた三種類の機材は、やはり誰でも気にする部分だと思われる。

とりあえず手始めとしての記事なので、まずはここだけ抑えておく。

2018年はさらに数種類追加する。

 

 

ということで、それぞれの最強機材を決定していく。

 

計算方法はいたって簡単。

 

その機材を使っているチームの合計獲得WTポイント÷同機材を使っているチーム数

 

これで、コンポーネント一つあたり平均何ポイント獲得しているかを求める。

 

 

 

先に、これらの機材はあくまでオマケであり、重要なのはあくまで選手のエンジンであることを言っておく。

ここでランキング下位だからといってその機材が優秀でないかどうかはわからない。

 

 

 

まずはフレーム。

これは使用機材がチームによってバラバラなので、基本的には大きな変化がない。

BoraとQuick StepのSpecialized、MovistarとKatushaのCanyonのみ二チーム使用している。

 

 

1.Pinarello  (12806pts)

2.BMC   (10961pts)

3.Specialized(9584pts)

4.Giant          (8033pts)

5.Trek           (7934pts)

6.Scott          (7190pts)

7.Canyon      (6509pts)

8.Factor        (6316pts)

9.Cannondle (5748pts)

10.COLNAGO(5494pts)

11.Ridley        (5466pts)

12.Merida      (5277pts)

13.ARGON 18(5018pts)

14.Bianchi    (4846pts)

15.Rapierre    (3616pts)

16.Cervelo      (2575pts)

 

 

続いて、コンポーネント

こちらは三つしかないため、こちらとしても楽だ。

多く使われている機材はShimanoだが...?

 

 

1.Shimano    (7106pts)

2.Campagnolo(6119pts)

3.SRAM        (5619pts)

 

さすが王者Shimano

ツールドフランスを完全制覇しただけはある。

 

 

最後に、ホイールだ。

もしかすると一番速度に関わってくるかもしれない部分である。

 

1.Roval        (9584pts)

2.Bontrager  (7934pts)

3.Shimano    (7908pts)

4.Campagnolo(6119pts)

5.Mavic         (6032pts)

6.ZIPP           (5619pts)

7.Fulcrum      (5277pts)

8.Corima       (5018pts)

9.ENVE         (2575pts)

 

 

こちらは少し意外な結果になっただろうか。

 

QuickStepやBoraなど、有力チームを上位に送り込んできたSpecializedの子会社、Rovalが一位。

次いでTrekの子会社であるBotrager。

三位にもっとも多くのチームに供給した、Shimanoという形になった。

 

 

ということで、手始めに去年のデータを調べてみた。

 

まだまだ計算方法や機材の種類など、わかりやすく変えていくことができる内容なので、徐々に改善していきたい。

 

 

2017WT最強機材

フレーム:Pinarello

コンポーネント:Shimano

ホイール:Roval